ロンドンに来る前にぜひ押さえておきたい!必須英語10選

こんにちは、ロンドン在住オクタです🫖🇬🇧。

今回は、「ロンドンに来る前に絶対に知っておいてほしい英語」について、私の実体験を交えてご紹介します。

1年くらいアメリカで語学留学の経験がある私。ロンドンに来たばかりの頃は、英語が話せるつもりでいたのに「え、今なんて言ったの?」という瞬間が山ほどありました。語彙もそこそこあったし、リスニングにも自信があったのに、いざイギリス英語(特にロンドン特有の表現やイントネーション)にぶち当たると…想像以上にわからないし、通じない!!さらに戸惑ったのが、「意味はわかるはずなのに、使い方やニュアンスが違う」というギャップでした。

そこで今回は、そんな私のつまづき体験を経て、「これは事前に知っていたら絶対ラクだった!」というリアルな英語表現を10個ご紹介します。

こんな方におすすめです!

・これからロンドンに来る予定のある方
・ロンドンに来たばかりで英語が通じずに戸惑っている方
・イギリス英語に興味のある方

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1. You alright? の本当の意味

最初に言われて一番混乱したのがこれ。街中での勧誘や仕事の同僚、カフェで「You alright?」と聞かれ、「えっ…見た目やばいかな?疲れてるように見える?」と焦った私。

でも実はこれ、「元気?」「こんにちは」くらいの軽い挨拶なんです。

返し方も「Yeah, you?」くらいでOK。
調子を詳しく語る必要はありません。

2. 「Lovely」って、こんなに使うの!?

イギリス人はとにかく「Lovely」を連発します。天気が良ければ「Lovely weather」、コーヒーが美味しければ「Lovely coffee」、人に対しても「She’s lovely」。

「Nice」より上品でやわらかい印象
「Have a Lovely day」 なんて言ったりもします。

私はロンドンに来た当初は、ロンドンのマダムたちが使う上品な英語で男性が使うと勘違いされるかと思っていましたが、それこそ勘違いでして、お兄さんやおじさんもそこそこ使います。
言われたら、ちょっと気分上がりますし、私もたまに使ってロンドン生活慣れアピールしてます。(笑)
旅行で来る方はぜひこの表現を使ってロンドン旅行をいっそう楽しんでみてください!

3. Cheersの万能さに驚き

「Cheers」は乾杯だけじゃないんです!
イギリスでは「ありがとう」「どうも」「バイバイ」にも使われます。

たとえば、店員さんに商品を渡されたときに「Cheers!」、ドアを開けてもらって「Cheers!」。
とにかく万能。ありがとう系リアクションに困ったら「Cheers」で乗り切れます。

4. 「Check」は通じるの!? イギリスでは「Bill」を使おう。

レストランでお会計したいとき、北米英語で「Can I get the check?」って言ったら、通じるのでしょうか。
何度も試しましたが、ロンドンでは問題なく通じます。
ただし、イギリスでは「check」ではなく「bill」と言います。
「check」という表現しか知らないと、相手から「bill」について聞かれた時に、わからなくて困ると思うので、確実に覚えておいてほしい表現です。

そして、ちなみに「bill」は北米英語では「お札」。では「お札」はイギリスでなんと言われるの??
正解は「bill」ではなく「bank note」。
アメリカ英語に慣れてると混乱しますが、ここも押さえておくとスムーズです!

日本ではあまり馴染みがないかもですが、ロンドンのレストランでは会計時に割り勘することができます。

店員:Here’s your bill.(こちらがお会計です。)
客:Thanks! Can we split the bill, please? (割り勘にしたいです。)
店員:Sure! How would you like to split it? (どのように割りますか?)
客:Evenly between the four of us, please. (4等分したいです。)
  Individually, please. または We’ll pay for what each of us ordered.(個別会計にしたいです。)
  I’ll pay £10, and he’ll cover the rest.(私は10ポンド払って、残りは彼が払います。)

少し複雑で難しいですが、ロンドン生活に慣れてくるとこれが本当に便利で、この文化に感謝するようになります。

5. Take awayはTo goじゃないよ

テイクアウトを意味する言葉、アメリカ英語では「To go」ですが、イギリスでは「Take away」。

カフェで「For here or to go?」ではなく、「Eat in or take away?」などと聞かれます。
慣れるまでは「えっ、早口で何言われたか、わからない!?」ってなると思うので、ぜひご注意を。
ちなみに、「For here or to go?」も普通に通じることが多いです。
表現を知ってさえいれば、簡単な文章なので、ぜひマスターしてください。

6. 地下鉄はSubwayじゃなくてTube

ロンドンの地下鉄=「Tube」。
日本で英語の勉強をすると「地下鉄=subway」って覚えることが多いですが、ロンドンで「subway」と言ったら地下道のことなので注意してください。

「I’m taking the Tube to work.」みたいに使います。
Tubeはロンドン市民の足。私は一時期、毎日使っていたので、さすがに慣れました。
ちなみにですが、ロンドンのTubeは結構頻繁にストライキをするので大変です。
ロンドン民のスケジュールはストライキに振り回されます。(泣)これについては別のブログで触れたいと思います。

7. 「Exit」じゃなくて「Way Out」

駅や建物で「出口どこ!?」って探すとき、つい「Exit」のサインを探してしまいがち。でもロンドンの駅には、「Way Out」という表示が一般的です。
読んでそのままなので、ここで紹介するか迷いました。なんなら「Exit」よりも簡単だと思われるかもしれないですが、「Exit」だと思い込んでた私が、「Way Out」を見ても反応できず、ちょっと迷った経験があるので、載せてみました。

8. ちょっとおしゃれな「Likewise」

これはそこまで出現頻度は高くないですが、言われて戸惑った表現だったので紹介します。

たとえば、「Nice to meet you!」に対して、「Me too!」ではなく、「Likewise.」。
「Have a good day!」に対して、「You too!」ではなく、「Likewise.」と返されることがあります。

私はまだ使いこなせていませんが、覚えておけば、相手が使ってきたときに自然に受け流せるはずです。

9. ゴミは「Garbage」じゃなくて「Rubbish」

ゴミのこと、アメリカ英語では「Garbage」や「Trash」が定番ですが、イギリスでは「Rubbish」が主流

イギリスで生活していて今でも地味に間違えるのが、「ゴミ」関連の言い回しです。
私がイギリス移住後、最初のホテル(コンドミニアム的なところ)に住んだとき、スタッフの方に「Where can I throw away my garbage?」って言ったら、「Ah, you mean rubbish?」と訂正されたのを今でも覚えています…
このように、イギリス英語と北米英語は違う単語を使うことも多いので、近々ブログで紹介したいと思います。

実は、「rubbish」は会話表現としてもよく使われる単語です。
たとえば:

  • That’s rubbish!
     →「それはくだらない!」「そんなの嘘だろ〜」という意味のスラング的な使い方。
  • Don’t talk rubbish.
     →「ばかなこと言わないでくれ」

日本でもゴミという言葉は不快な感情を持ったときに使われることがありますが、イギリスでも感情を込めた表現としても使えるのが面白いです。

10. 「Pop」のイギリス流な使い方

最後に、個人的に大好きな表現。

イギリスでは「pop」が動作と一緒に使われることが多くて、「ちょっと〜する」みたいな軽さがあります。

  • Pop in(ちょっと立ち寄る)
  • Pop out(ちょっと出る)
  • Pop over(ちょっと来る)

たとえば「I’ll pop to the shop.(ちょっとお店行ってくるね)」みたいに使います。
なんか原宿味を感じるのは私だけかな。。
やわらかい、口語的な印象になると思って重宝しています!

🎁番外編:イギリス英語の特徴いろいろ

◉ 疑問文でも語尾が上がらない!?

アメリカ英語では、疑問文の語尾が上がるのが特徴ですよね?
「Do you have a pen (↑) ?」と、こんな感じで学校で習った人は多いと思います。
でも、イギリスでは語尾があまり上がらないことが多いです。
したがって「Do you have a pen (↓) ?」と聞かれます。

まるで平叙文みたいに聞こえるので、最初は本気で混乱しました…。
リスニングのときはイントネーションより文の構造に注目!
ちなみに、親がアメリカ人の友達に聞いたところ、アメリカでも特に疑問文で語尾を上げないといけないというルールはないようですので、語尾が下がっていても疑問文の構成だったら疑問と解釈されるらしいです。難しい。。

◉ Askは「アースク」と発音すると通っぽい!

イギリス人が「ask」を言うとき、「アスク」より「アースク」に近い発音になります。
聞き取りの時に知っていると理解がラクだと思います。

また、ちょっとマネしてみると、「おっ、イギリスっぽい!」って思ってもらえるかも(笑)
私は最初ぎこちなかったけど、今では自然に「アースク」が出てくるようになりました。

以下のようにいろいろな場面で使えるのでぜひ、なりきって発音してみてください。

Can I ask where the toilets are?
(お手洗いはどこですか?)
Can I ask for the bill, please?
(お会計お願いします)
Can I ask for a receipt?
(レシートをもらえますか?)
Can I ask how long the wait is?
(待ち時間はどれくらいですか?)

✈️最後に:ロンドンでの生活がもっと楽しくなるように

以上、ロンドンに来る前に知っておくと役立つ英語表現を10個+α、ご紹介しました!

知ってるだけで、コミュニケーションのハードルがグッと下がるし、イギリス人との距離も縮まりやすくなります。
ロンドンは多国籍な都市ですが、やっぱりイギリスならではの英語のクセや表現って確実にあるんですよね。

私のように戸惑う前に、この記事を読んでくれた皆さんが少しでもスムーズに、楽しくロンドン旅行・生活をスタートできますように!

では、また次回のブログでお会いしましょう〜!

Cheers!
オクタより🫖🇬🇧

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